この頃は珈琲を林英樹さんのカップで飲むのが1番しっくりします。
林さんは土岐市の生まれで
ご実家は鶴琳窯です。
が
伝統に縛られず新しい作風を生み出しておる方です。
結構
外野からは作風に文句も言われそうです。
でも、
彼は美濃焼の枠を越えて新しい陶芸を造り出す予感がします。
海外からの引き合いが多いのがその証拠
作家さんと言えば
南アルプスの帰りに馬酔木の看板を作ってくださった暁天さんと久々にお会いしました。
四国遍路で知り合いましたからもうかれこれ15年でしょうか。
ところでお子さんたちは?
の問いかけに
ご長男さんは刀鍛治を目指しているとか!
お話では弟子入り先も決まっているようです。
でも師匠からは大学まで進んで経済や英語を学んでからでも遅くはないと言われたそうで
今は芸大を目指して勉強中とか。
「修行に入っても10年は無給だからそこまではサポートしなければ!」と
仰天さんのお話
もっと驚いたのは
「300年後あたりでこいつ良い刀作ったなと言われたいからね、俺も頑張る!」とのこと。
思わず暁天さんに作品制作依頼致しました。(笑)
ご長男の入学金の足しにしてもらうために貯金しなければ。
アーティストって皆さん大変だな。
と思った夜でした。
因みに刀鍛治職人は200人位は居るらしいのですが刀加治で食べれるのは10人もいないそうです。